トラムに乗ってハイキング?
 トロンハイムは、緯度ではかなり北にあり、アラスカのアンカレジや、カムチャツカ半島の付け根あたりに相当します。でもメキシコ湾流のおかげで、このところの最高気温は12〜14度くらい(平年並み)です。でもこれから冬になると、日本海側の対馬海流と同じことで、海からの水蒸気が雲になり、雨・雪がかなり降るようです。事実、秋以降は毎日しっくり来ない天気が続きます。

でも、到着した日(18日)と最初の日曜日(21日)は、こちらの人も驚くような快晴だったので、いろいろ歩き回ってきました。

日曜日はこちらは店もほとんど閉まって町は閑散としてしまいます。というわけで、町にひとつだけ残っているトラムに乗って出かけることにしました。バス・トラム共通一日券(70NOK:1300円)を買って乗車します。

ちなみに、現金払いでは、バス・トラムは(1時間有効で)30NOK(600円)です。カードになると20NOKになりますが、安くはありません。市街で1区間だけちょっと気軽に、という利用はなかなかしにくい運賃設定ですが、郊外から中心街までの通勤の場合なら気にならないし、シーズンチケットにすればまあそれなりにリーズナブルというところでしょうか。それでも、この人口規模の町にしては、バスは利用しやすいといっていいでしょう。それなりに乗客数もいてこの値段ですが、それでも補助金はそれなりに入っているのでしょう。これは後日のヒアリング項目にもなります。

トラムに話を戻すと、このトラムの存続は政治的な議論にもなったそうですが、とりあえず残っています。この路線は、市街地と郊外を結ぶ路線でほぼ専用軌道を走ります。ただ、郊外といっても人口がその沿線に特に張り付いているわけではなく、広い戸建て住宅と森が混在する斜面を、市街地からぐんぐん上って行きます。景色はなかなかいいですね。終点まで20分ほどですが、終点に近くなると、完全に森の中を走り、ところどころ湖も見えてきます。ここになると、まさに信州の女神湖や戸隠のような感じです。生えている木も、日本のカラマツやアカマツ、シラカバのようなものなので、正に秋の信州の高原に来ているようです。まばらな乗客も、ハイキング風・ピクニック風、それにサイクリング客(車内に自転車持込をします)がほとんどです。

Kyvannet駅
Kyvannet駅 登山電車の駅のようです。斜めになっているのは、勾配のためです。

湖

この駅から、徒歩1分の湖です。まわりの家は別荘(多くの人はコッテジを持っているそうだ)なのかそれとも自宅か。

昼は、湖畔で、スーパーで買ってきたパンやハムやらで、手製の即製サンドイッチをほおばります。そんな人が周りにもいました。休日とはいえ、人も少なく周りに店があるわけでもありません。こんなところにトラムが走っているのが、とても不思議な感じがします。政治的な議論になる路線であるのも直感的には理解はできます。

とはいえ、日本にはない、ちょっと変わった楽しい休日でした。

貸し切り列車

市街地。これは貸切列車(旧型車)。



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