スカイライナー 初乗車
 8月8日から13日まで、ブータン出張です。ブータンからの留学生の研究指導で、彼女はすでにブータン入りして調査を進めているはずです。

ブータンというと、どうしても神秘の国とか秘境などというイメージがついてまわります。実際、ブータンのビザや航空券を手配するのは、ブータン特有の事情というかルールで、とても面倒です。観光は国を挙げて大いに振興しているところですが、一方で、むやみやたらと訳の分からない旅行者が来るのは遠慮したい、ということなのでしょう、行くまでにはいくつか「ハードル」があります。ブータン出張がきまってすぐに、何も知らずにJTBに行って、ブータンへの航空券とビザ代行を頼もうとしたら、「うちでは出来ないんです」といわれてびっくり。ブータンの現地の旅行会社と直接に関係する一部の専門的な旅行社でないと、個人旅行の手配は不可能なのです。このあたりは、その留学生に一手に頼むことが出来ましたが、それでも大学の出張届けに必要な書類は全てそろわないまま、出発の日になってしまいました。

ブータンへのDurkエアー(ブータン航空)は、バンコク発AM5:50(!)です。バンコクに一泊しなければならないので、それならばと、今回の行き帰りに、運行を開始した(でも、正式には「開業」はしていません。これは後述)BRT(Bus Rapid Transit)とAirport Link(空港連絡鉄道)を見てくる(乗ってみる)ことにしました。

さて、こちらは正式に開業した、成田スカイアクセスのスカイライナーです。リムジンバスの時刻が合わなかったので、せっかくなら乗ってみましょう、スカイライナーに。銀座線から行ったので、京成上野から乗車します。

スカイライナー

シート
シートはかなり薄いです。が、乗りごごちはOK。

鳴り物入りの開業だけに、160kmでの走行(ほんの一部区間ですが)は期待をはずさないものですし、車両もよく出来ていると思います。たしかに、はやい。以前より格段によくなったのは間違いありません。

でも、それにしても、運行系統がとても複雑(京成経由とスカイアクセス経由で、それぞれ有料特急と普通の優等列車がある)で、全体では本数はあるにしても、それぞれは本数が少ないのは、どうみても使い勝手はイマイチです。速いといっても、日暮里−第2ターミナルは最速36分でも、上野−第1ターミナルは47分ですからね。これだと、リムジンバスのTCAT(箱崎)−成田空港第1ターミナルの最速所要時間と実質は変わりません(着地を空港のターミナルビルの出発階とすれば)。

NEXもそうなのですが、空港近くの単線区間が速達性と輸送力を大きく阻害しています。これがなくなるだけで、平均所要時間(最速所要時間ではない)は5分くらいは早くなると思いますし、本数も増えます。なんか中途半端というか、「みみっちい」んですよね。こんなことは、交通の研究者が言うまでも無く、誰の目にも明らかなことですが、でも言わない訳にはいきません。


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