ベビーカーデビュー
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

このブログも文字通り不定期更新ながら、新年を迎えることができました。ひきつづいて、研究・教育と日常との間にあるネタを書いていくスタイルでいこうと思います。日記でもなければ、研究記録でもなければ、戦略的な情報発信でもない、「中途半端なブログ」のスタイルに積極的な意義を見出しつつ、書き続けていければと思います。

さて年末年始は、4ヶ月になる長男をベビーカーに乗せて、街を歩いたり、電車に乗ったりということをはじめて始めました(12月まで海外単身赴任でしたから)。こういうときに「バリアフリー経路」を事前に調べるのは、どういうわけか私の役割になります。東京メトロの駅においてあるパンフ「バリアフリー便利帳」もさっそくもらってきました(どの駅にもこのパンフが置いてあるのには感心。オムツ替え台のあるトイレの有無まで書いてあるのはさすが)。いろいろ出歩きましたが、電車も空いていたし、事前に調べておけばほぼ問題なくOK。恥ずかしながら改めて認識したのは、エスカレーターはベビーカー禁止なんですね。というのも、ヨーロッパで、駅のエスカレーターにガンガンとベビーカーに乗せていくお母さんお父さんをたくさん見ていたので。あらためて考えると、日本より駅のエスカレーターのスピードは速いわけで、本当にエスカレーターに乗せて大丈夫なんですかねえ。

年末には、都内の商業施設もいくつか行ってみました。東京ミッドタウンに行ってみると、外の檜町公園も含めて、ベビーカー親子がたくさん目に付いて少しびっくり。ここにいる限り、少子化なんてどこの話?という気さえしました。建物内は、年末でそれなりに混んでいたのですが、エレベータを利用する人は少なく、まるでベビーカー親子+車椅子用といった感じで、気持ちよく使うことができました。エレベーターが客の主動線から微妙にはずれたところに配置されていて、ほとんどの客は真ん中にあるエスカレータを使います。デパートなどで、エレベータがとても便利な位置にあるような場合には、皆がエレベータに集中するので、ベビーカーで行くのは気が引けてしまいます。ここでは、エレベータでなくてもいい人には使わせずに、でも、エレベータを必要としている人にはそれほど遠回りをさせずに気持ちよく使ってもらう、という絶妙なバランスを(すくなくともその日は)うまく実現できているような気がしました。ベビーカー親子が多いような気がしたのも、そんな使いやすさの結果なのかもしれません。私も、これからもちょくちょく行こうと思いました。

エレベータの配置といえば、関西空港は失礼ながら最悪と言ってもよいもので、関西空港駅の改札から国際線出発階までの主動線上には、エスカレータではなくエレベータが配置されているので、電車で関西空港に到着すると、真ん中にあるエレベータ前で延々と待たねばなりません。トータルで見ればもちろん容量オーバーになっていないのですが、このターミナルビルの(高名な)設計者は、鉄道の旅客の特性(ランダムではなくいっせいに到着する)というものを、感覚的に理解していなかったのでしょう。関西空港全体としてはとても使いやすいだけに、この部分の「失敗」は惜しまれます。

駅施設などは、いままで自分ではそれなりに「分かっている」つもりの世界であったにもかかわらず、ベビーカーを使うようになって、それまで頭では分かっていてもなかなか感覚としてつかんでいなかったことが多いことに気がつきました。「体験しなければ分からない」というのは確かにその通りで、でも専門家というのは「体験しなくても想像できる」感覚と言うかセンスがなくてはいけませんね。そんなことを考えた今年のお正月でした。






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