自転車と鉄道(オランダ、デルフト)
 今日(16日)は、環境や都市交通の世界ではこれまた有名なフライブルグにいますが、今回もその話は別の機会にして(書かないかもしれません)、11月6日のオランダ、デルフトの話です。

こちらでは、デルフト工科大学滞在中の5研の小松君にお世話になり、ほぼ一日、街歩き+大学見学をしていました。小松君、どうもありがとう。



デルフトは、人口10万人ほどで、旧市街地は、運河が張り巡らされ、低層の昔ながらの建築物が残っていて、とても落ち着いたいい街です。

小松君
小松君

中心市街地は、車の乗り入れは制限され、いたるところにライジングボラードがあります。
スイッチを押すとどこかのセンターにつながるらしく、私が見た物流車は、インターホンで何かを話していて、そうするとボラードがするすると下がっていきました。
オランダは、自転車はみなスピードを出すので、ルール遵守でマナーはいいのですが、このような自転車の走行区分がない所では、慣れていないと少し肝を冷やします。
ボラード

下の写真は、デルフト駅前の駐輪場(公共の無料のもの)です。これはごく一部で、駅前広場を隔てて反対側、そして駅の裏側にもあります。ざっと、駐輪台数はざっと推察して4000台くらいでしょうか。人口10万人の町の中心駅としては、かなりの数です。駅の乗降人員のデータはないのですが、それとの比率を考えても、この数はかなりのものです(写真ではありませんが、バスの発着本数もそれなりにあります)。
中には、明らかに放置されている(タイヤが曲がっているとか)もありますが。

自転車

これにくわえて、国鉄の有料の自転車保管所があり、これは国鉄のwebsiteによると、国鉄が全国展開しているサービスで、利用料は一日1.1ユーロ、一ヶ月11.3ユーロで、原付だと2〜3倍です。有人で屋根つきです。面白いのは、保管に加えて、自転車レンタル、修理、販売(新品・中古)もしています。上記の料金は、東京の基準ではリーズナブルですが、まわりに無料の駐輪場がある中でこれをつかってもらうには、利用者に対しては付加価値をつけ、事業者としては副収入を確保する、ということなのかもしれません。
オランダ国鉄は、自転車だけでなく、カーシェアリングやトレインタクシー(事前予約型の廉価な乗り合いタクシー)など、アクセス・イグレスについても鉄道と統合したサービスを提供しようとしています。さらにそれらは、個別の駅単位でサービスするのではなく、全国統一のブランド(ロゴマーク)とサービス水準で提供しています。これによって、利用者の認知はぐんと上がっているはずです。

日本の都市鉄道でも、たしかに各駅には自治体整備の駐輪場が整備され、ときには事業者自ら整備している場合もありますが、一歩進んで、鉄道事業者が自社の駅の駐輪場情報を、ポータルサイトでもよいから自社websiteで一律に公開するようなことが、もっとあってもよいと思います。
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