第一書記?
こちらの交通のグループで、交通モデルをやっている女性の先生は、名刺や部屋の名札にある肩書きをみると、Forsteamanuensis (oには実際にはスラッシュが加わる)となっています。Forsteとは英語のfirstですから、直訳すると「第一書記」となります。この人、自己紹介ではassociate professor(准教授、助教授)といっていたけれど、別に何か役職があるんだろうか?

このひと、若く見えるけど実は偉い人?共産党の幹部?のわけはないですし(それに、共産党の書記は、amanuensisではなくsecretaryだ)。なら逆に、実は助手とかティーチングアシスタントみたいな人?それとも事務員さんと兼任?でも、部屋は結構大きくて、それなりのポジションの人のような感じです。。。。部屋の名札を一つ一つ見ていくと、もちろんprofessorがいます。そして、ただのamanuensisもいます。Firstのわりには、この第一書記さんは学科に何人かいます(???)。

最初、学科の研究者の名前を覚えようとして、いきなり分からなかったのが、このamanuensisでした。種明かしをすると何のことはなくて、ノルウェーでは、准教授(助教授)のことをForsteamanuensisと呼んでいます。amanuensisは、講師というところでしょうか。たしかに若い人が多いです。ふだんは、どこでもすべて英語で事足りてしまうのですが、このようにときどき伏兵のようにノルウェー語で???となることがあります。

それから、professor emeritusという方もいて、これは名誉教授です。リタイヤした教授も部屋を持って、ときどき大学にこられる方もいらっしゃいます。私の向かいの部屋の方は、名誉教授です。
私のいる部屋は、交通のグループとは少し離れていて、まわりは海岸工学のグループです。各部屋の前には、波のシミュレーションの絵や、荒波の中の油田プラットホームの写真とか、富嶽三十六景「神奈川沖波裏」の浮世絵などが飾ってあったりします(この絵は波浪の研究者には面白いんでしょうね。交通だと、東海道五十三次の駕籠とか馬、渡し舟の浮世絵をお土産にするといいんでしょうかね)。

さて、これら海岸工学のかたがたには、とくにきちんとご挨拶もしていなかったのですが、私がベルゲン・フィヨルドから戻ってきた翌日(15日)、その向かいの名誉教授の先生がひょっこり私の部屋に現れました。

「Yokohama National Universityから来たのか?専門は何か?・・・・」
と、いきなり我が大学名から会話が始まり、少々唐突な感じもあって???と思っていると、
「Yokohama National Universityなら、Professor Goda を知っているか?」

合田先生(本学名誉教授)とはご友人どうしで、もう長年のお付き合いだそうです。
もう少し若い先生は、「Professor Godaの本を初版もその改訂版も持っている。この前もある学会で会った。Godaとは友達だといいたいところだが、友達とよぶにちょっと畏れ多いかな。」
例えばこんな感じで、フランクな中にもたいへん敬意をはらわれているということが伝わってきます。

海外で、同じ土木教室の先生の名前が出てくることも、横浜国立大学の名前をすぐ認知していただけたこともとてもうれしいですし、それをきっかけに、別の専門の研究者とも話ができるようになるのもうれしいことです。合田先生のご専門の内容をとても理解できるには及びませんが、あらためて合田先生のすばらしさを感じたという次第です。
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