歴史の長いトロンハイム

トロンハイムは実はかなり歴史ある街です。11世紀に街がつくられて、中世の頃は首都であったこともあります。このまわり100km四方には街らしい街はないようなところなのですが、海が凍らないこともあって昔から栄えてきたといいます。したがって、人口は16万人ちょっとですが、大学もあって、大聖堂もあって、王宮まであります。

ということで、いくつか街中の写真を。

歩行者道

 中心部は、歩行者専用道ネットワークの商店街になっています。郊外にも、大きなショッピングセンターや巨大なIKEAなどがあるので、さすがに中心部には、電気店や家具店などはありません。
それでも中心部は、これは土曜の午後の写真ですが、かなりの人です。中心部は例外なく駐車料金がかかる(1時間400円くらい)にもかかわらずです。大聖堂もあるような長い歴史がもつ町の文化の蓄積がなせる業なのでしょうか。
カフェもたくさんあります。でもいわゆる全国チェーンのコーヒーショップ(スタバなど)はほとんどなく、どれもみな地元のやや素朴なカフェです。カフェや喫茶店の数は、街中を人が歩いているか(買物などでそぞろ歩いているか)は大きな相関があります(と私は思っている)が、ここも然りです。とにかく、小さな町ではあっても、田舎臭いという感じがしないのが、この町に来たときの驚きです。来るまでは、「極寒の北の街」ということで、北海道の地方都市のような、開拓地ふうのやや殺風景な街並みをなんとなく想像していたので。

倉庫群

中世(!)の木造の元倉庫群と、左奥に古い跳ね橋、中央右は大聖堂の塔です。

中心部でも、近代的な建物はけっこうあります。でも石造りの古い建物、というのはそれほど多くはなく、中心部でも2階だての三角屋根の伝統的な木造の商店が続いています。ヨーロッパは石の街、なんてひとくくりにしてはいけないということですね。

外側

こんな2階建ての木造の商店が続くような町並みなのですが、上の写真は実はこれは、中心部の再開発ショッピングセンターの外側で、奥に4階建てのガラスの建物がありますが、それがショッピングセンターの内側です。内側から見ると↓こんな感じです。

内側

冬は寒いので、このようなショッピングモールは好まれるのでしょう。でも人に聞くと、真冬でも街を歩いている人は結構いるのだそうです。

ちょっと郊外に出ると、木造の品のいい一軒家の住宅が並んでいます。築50年以上の家なんてのはざらです。ヨーロッパの町も郊外に出ると、ちょっと雑然としているというか、汚い、すさんでいる、というような所があるものなのですが、トロンハイムは、郊外も、一軒家や中層住宅群が木立に囲まれていて品がいいのも驚きです。

もっとも住宅価格は高く、中心部のウォーターフロント再開発地区の新しい中層住宅で、坪当たりでは横浜のみなとみらいあたりとさして変わりません(さすがに東京都心よりは安いようですが)。ひとりあたりGDPが日本の2倍なのですから、それだけ家にお金をかけるわけだ、ともいえます。



これは、郊外(といっても中心部から2kmくらい)のテレビ塔の上からのものです。奥が中心街です。手前側の一戸建ては、1930年代くらいに開発されたところです。一区画が100坪くらいで、華美ではないですが、住宅地全体の品があります。
東京都市圏との比較はあまり意味がないとしても、日本の地方都市の住宅地(「住宅」ではない)で、本来はこれくらいの質の場所がもっとあってもよいと思うのですが。

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