トロンハイムのbike lift
自転車つながりでもうひとつ。

トロンハイムには、「世界初」という触れ込みの、自転車リフト"bike lift"があります。これは1993年に設置されたもので、もう15年たっています。リフトといっても自転車を載せるわけではなく、足を乗せるステップが地面のレール上を上っていくので、自転車に乗ったまま、その動くステップに足をかけて坂を上っていく、というものです。観光パンフにものっている「有名」なものですが、さて。

bikelift1

さっそく到着2日後の9月20日に行ってみて、坂道の下で20分待ったものの、利用者は現れず。
あらためて、9月30日に中村先生と学生とで見に行ったときに、City bike(前述のもの。トロンハイムにもあります)を借り出して、リフトの利用カード(約2000円のデポジットで借りられる)も手に入れて試してみるも、よく分からずステップだけが飛び出して止まってしまい断念(壊したわけじゃないですよ)。

さらに10月1日に行ってみると、ちょうど利用者がいるではありませんか(ラッキー)。

bikelift3
左足を動くステップにかけて、自転車で上がっていきます。はやさは分速120mくらいでしょうか。

bikelift2

ステップはこんな感じです。バランスを取るにはちょっとしたコツが要りそうです。
それにしても、我々8名のカメラの放列の中で上っていったご婦人には、ちょっと申し訳なかったです。(ポーズをとってくれましたが)。

勾配は8%くらいで距離も100mくらいはあり、ちょうど、中心市街地に入る橋と丘の上の住宅地とを結ぶ通りにあるので、通過する自転車も多いです。カードもデポジット制ですから、もっと使われてもいいようにも思うのですが、自転車でがんばって上って行く人が何人もいます。使っているのを見たのはこの1人だけでした。

その前に、これについて大学の人(交通の研究者です)に聞いてみたのですが、誰一人として使った人はいないし、「まあどんなもんかねえ」といった反応です。いっぽう、設置者の市の方に聞いてみると、"It's popular"とは言うのですが、同時に”It's a good attraction" とも言います。追加の設置計画があるそうなので、市としてはそれなりの評価をしているように見えるのですが。。。

トロンハイムは人口16万人強の都市ですが、NTNUという有力大学もあるためか、試験的にいろいろなことを導入します(自動車の自動料金収受など)。また、NTNUの卒業生が技官でずいぶん市に入っているようです。国の出先機関(地方整備局のようなものですね)と市とも人事交流が随分あるようで、ここの交通行政はなかなか活動的に感じました。

このbike liftは、開発者のwebpageにいろいろ載っています。
http://www.trampe.no/english/

ここには利用者調査というのがのっていて、カード保有者が2500人というのだが、本当なんですかねえ(うそは書かないと思いますが)。

使い方にコツがいるようですし、日本でこれを公道に入れるのはちょっとどうかとは思います。でも、簡易なシステムで率直に面白いと思いました。
Comment:
Add a comment:









CALENDAR
SMTWTFS
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>
ENTRY(latest 5)
ARCHIVES
CATEGORY
PROFILE
MOBILE
qrcode
LINK
無料ブログ作成サービス JUGEM

(C) 2018 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.